口臭への漢方処方

こんにちは、相模原タナココ漢方薬局・鍼灸接骨院です。

 

マスクを着用することが日常化し、口臭をめぐる日常の気づきも変わってきています。周囲への気遣いが少し減った反面、自分の呼気臭を感じる機会が増え、自分自身の口臭が気になる人も増えているようです。

 

人には程度の差はありますが、誰にでも体臭や口臭があります。

体調が悪い時や、寝不足、疲労により匂いが強くなることがありますし、刺激物を食べた後やアルコールを飲んだ後は匂いが強くなります。

 

口臭の原因の多くは、唾液の分泌低下、歯周病や虫歯、口内の清掃不良です。

 

歯周病や虫歯により細菌が増えているのであれば歯周病や虫歯を治療すれば口臭が収まりますが、歯の治療をしても口臭が消えない、あるいはもともと歯は健康なのに口臭がするケースもあります。

 

西洋医学的には、口臭は「生理的口臭」と「病的口臭」に分けられ、「病的口臭」はさらに「口腔由来」のものと「全身由来」のものに分けられます。このほか、「精神的口臭」があり、病的に口臭に対する意識が高いものをいいます。

 

生理的口臭には

1日のライフスタイルに起因するものとして
・起床時
・空腹時
・飲食時
・緊張時
・喫煙時
があり、

ライフスタイルに起因するものとして
・思春期口臭
・生理時口臭
・妊娠時口臭
・更年期口臭
・加齢性口臭
があります。

 

漢方では、口臭は、口腔内だけではなく体内の問題も含めて考えます。

大きく3つに分けて原因を考えます。

 

1つ目は熱が関係する口臭です。

中医学的には胃熱、胃陰虚、肝火、肝胆湿熱などが原因と言われていますが、食べるものが肥甘厚味(「脂っこいもの」「甘いもの」「味の濃いもの」)に偏ったり、暴飲暴食、アルコールの多飲、ストレスなどによって過剰な熱が生まれて口臭が強くなります。

 

2つ目は、呼吸系が関係する口臭です。

中医学的には肺陰虚などが原因と言われています。呼吸器系のトラブルが原因で口臭が強くなります。

 

3つ目は、消化器系が関係する口臭です。

中医学的には食滞という状態ですが、いわゆる消化不良により、消化管内に食物の停滞が原因で口臭が強くなります。

 

漢方は体質を元に、原因別に漢方を選んでいきます。

使用される処方も多岐に渡りますが、よく使用されるものとして、黄連解毒湯、六君子湯、麦門冬湯、半夏瀉心湯、竜胆瀉肝湯、白虎加人参湯、大柴胡湯、三黄瀉心湯、加味逍遙散などが体質、症状、原因を考慮しながら使用されます。

 

実際の治療では、その原因は単純ではないため細かな調整を行いながら、その原因を解消できる漢方薬を考えていきます。

また、口臭が気になると、冷たい飲料水をたくさん飲むようになることが多いのですが、多飲すると脾胃(消化器系)のはたらきが低下し、口臭が長引いてしまいますので、水分を摂る場合は少しずつ飲むようにしてください。

このほか、日常生活の見直しも合わせて行い、特に疲労の蓄積や寝不足、それに喫煙習慣がある方は口臭を悪化させますのでご注意ください。

 

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