こんにちは、相模原タナココ漢方薬局・鍼灸接骨院です。
近年問題になっている「光害」。
「光害」は「ひかりがい」と読みます。夜間照明(Light at night;LAN)の設置方法や配光が不適切で、景観や周辺環境への配慮が不十分なために起こるさまざまな影響をいいます。エネルギーの無駄になるだけでなく、人工照明が住居内に入り込むことで安眠を妨げられたり、プライバシーが守られにくくなったりもします。
この「光害(ひかりがい)ですが、生物への影響も指摘されています。
「光害」のリスクについて検討した研究があります。
「光害」は生物の「概日(がいじつ)リズム」の乱れを引き起こしますが、このことによる「死亡リスク」については検討されていませんでした。今回の研究は2015〜2019年の中国の579地域を対象に放射輝度別に死亡リスクを検討したものになります。
報告では「光害」と死亡リスクには「正の相関」があったとしています。1日当たり夜間照明の曝露が上昇する(100 nW/cm2/srごと)と、全死亡および自然死リスクが上昇しました。具体的には、神経系疾患、冠状動脈性心疾患、脳卒中、心不全、気管支喘息、腎不全、皮膚がん、口腔がんなどによる死亡リスクの上昇が確認されました。一方、心筋梗塞、慢性閉塞性肺疾患、自傷行為による死亡との関連は見られませんでした。年齢および性別で分析しても結果に変化はありませんでした。
「光害」である夜間照明が公衆衛生にもたらす影響は深刻であることがわかります。
「光」の影響は思っているより大きいようです。
夜はしっかりと寝たいですね・・・。
日本でも環境省は、「光害」についての指針や案内書をつくって、少しでも多くの方に光害というものに理解と関心をもってもらい、快適で良好な光環境を実現するように努めていますが、現時点では法律による取り締まり(規則)は行われていません。
自治体によっては光害防止が差し迫った問題となっているような地域で独自に条例をつくり、規制を行っている場合もあるようです。
「光害対策ガイドライン」というのもあったります。
「光害」による影響がなくても、睡眠の質が悪いと体の不調は起こりやすいです。
しっかり眠れるように体を整えておくことはとても重要ですので、寝付けない、寝た気がしない、何度も起きてしまう・・・など、睡眠のトラブルはしっかり解消しましょう。解消には漢方での体の内側からの調整が効果的ですのでご相談下さい。
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