光害とアルツハイマー病との関係を調べた研究があります
「光害(ひかりがい)」は、星空が見えなくなるだけではなく、私たち人間をはじめとするさまざまな生物に影響を及ぼしています
夜間人工光への曝露=光害(ひかりがい)とアルツハイマー病との関連を検討した研究があります
その研究では夜間光強度が高い(明るい)地域ほどアルツハイマー病有病率が高く、特に65歳未満でアルツハイマー病に対する光害の影響が大きかったことを報告しています
アルコール乱用、うつ病、心不全、肥満はADのリスク因子であることが知られていますが、夜間光強度の強さはこれらのリスク因子よりも大きく影響するとも報告しています
中医学的には、夜に寝ないと「血虚」という状態になりやすくなり、「血虚」では物忘れ、集中力低下、思考力の低下などが見られると考えます
「血虚」=アルツハイマー病というわけではありませんが、中医学では似たような症状になります
「血虚」にならないようにするためには「食事」と「日常生活」が重要となります
中医学的に「血虚」の改善のためには「赤」と「黒」の食材をとるようにします
ニンジン、トマト、小豆、枸杞の実、イチゴ、レバー、ナツメ、黒豆、黒米、黒胡麻、黒キクラゲなどです
日常生活では「睡眠不足」と「考えすぎ」、「目の使いすぎ」は「血」を消耗して「血虚」を悪化させるので注意が必要です
「血」が足りないと
冷え
肌の不調
不眠、不安
爪のトラブル
足が攣りやすくなる
などのトラブルも増えます
地球上の生物は、「光」に何らかの反応を示します
私たちは太陽と月による明るさのリズムの中で進化し、その進化の過程で体の仕組みや行動パターンを作り上げてきました
そこに人間が「人工の光」をもたらしたことで、長きに渡り続いてきたリズムが急激に乱されてしまいました
その結果、さまざまな病気や体調不良を引き起こすものとなりました
今回報告された「光害」と「アルツハイマー病」もその1つなのかもしれません
夜は暗くして早めに寝ましょう🛌
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