処方番号 処方名
198 楊柏散(ようはくさん)
〔成分・分量〕楊梅皮 2、黄柏 2、犬山椒 1
〔用法・用量〕外用である。細末を混和し、うすい酢又は水で泥状として患部に塗る。
〔効能・効果〕捻挫、打撲
199 薏苡仁湯(よくいにんとう)
〔成分・分量〕麻黄 4、当帰 4、蒼朮 4(白朮も可)、薏苡仁 8-10、桂皮 3、芍薬 3、甘草 2
〔用法・用量〕湯
〔効能・効果〕体力中等度で、関節や筋肉のはれや痛みがあるものの次の諸症: 関節痛、筋肉痛、神経痛
200 薏苡附子敗醤散(よくいにんぶしはいしょうさん)
〔成分・分量〕薏苡仁 1-16、加工ブシ 0.2-2、敗醤 0.5-8
〔用法・用量〕湯
〔効能・効果〕体力虚弱なものの次の諸症:熱を伴わない下腹部の痛み、湿疹・皮膚炎、肌あれ、いぼ
201 抑肝散(よくかんさん)
〔成分・分量〕当帰 3、釣藤鈎 3、川芎 3、白朮 4(蒼朮も可)、茯苓 4、柴胡 2-5、甘草 1.5
〔用法・用量〕湯
〔効能・効果〕体力中等度をめやすとして、神経がたかぶり、怒りやすい、イライラなどがあるものの次の諸症:
神経症、不眠症、小児夜泣き、小児疳症(神経過敏)、歯ぎしり、更年期障害、血の道症(注)
《備考》(注)血の道症とは、月経、妊娠、出産、産後、更年期など女性のホルモンの変動に伴って現れる精神不安やいらだちなどの精神神経症状および身体症状のことである。
201A 抑肝散加芍薬黄連(よくかんさんかしゃくやくおうれん)
〔成分・分量〕当帰 5.5、釣藤鈎 1.5、川芎 2.7、白朮 5.3(蒼朮も可)、茯苓 6.5、柴胡 2、甘草 0.6、芍薬 4、黄連 0.3
〔用法・用量〕湯
〔効能・効果〕体力中等度以上をめやすとして、神経のたかぶりが強く、怒りやすい、イライラなどがあるものの次の諸症:神経症、不眠症、小児夜泣き、小児疳症(神経過敏)、歯ぎしり、更年期障害、血の道症(注)
《備考》(注)血の道症とは、月経、妊娠、出産、産後、更年期など女性のホルモンの変動に伴って現れる精神不安やいらだちなどの精神神経症状および身体症状のことである。
201B 抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)
〔成分・分量〕当帰 3、釣藤鈎 3、川芎 3、白朮 4(蒼朮も可)、茯苓 4、柴胡 2-5、甘草 1.5、陳皮 3、半夏 5
〔用法・用量〕湯
〔効能・効果〕体力中等度をめやすとして、やや消化器が弱く、神経がたかぶり、怒りやすい、イライラなどがあるものの次の諸症:神経症、不眠症、小児夜泣き、小児疳症(神経過敏)、更年期障害、血の道症(注)、歯ぎしり
《備考》(注)血の道症とは、月経、妊娠、出産、産後、更年期など女性のホルモンの変動に伴って現れる精神不安やいらだちなどの精神神経症状および身体症状のことである。