こんにちは、相模原タナココ漢方薬局・鍼灸接骨院です。
コーヒーに関する研究は近年増えており、その健康効果が次第に明らかになってきています。
一方で、コーヒーの成分の一つであるカフェインは長年高血圧との関連も指摘されその原因の一つとして疑われてきました。
今回の研究は、コーヒーの消費量と高血圧発症のリスクを調べたものです。
ブラジルからの報告です。
35〜74歳の15,105名、3.9年間、高血圧のない8,780名を調査しました。
上記の参加者のうち90%がコーヒー(摂取量中央値150mL/day)を飲んでおり、参加者の1,285名が高血圧を発症しました。
コーヒーをまったく飲まない、またはほとんど飲まない参加者と比較して、コーヒーを1日1〜3杯飲む方の方が高血圧発症のリスクは18%低下していました。(95%CI:0.68-0.97)
喫煙との関連を調べたところ、喫煙歴があるまたは現在喫煙している方には高血圧発症リスクは低下していませんでした。
そこで非喫煙者が、1日1〜3杯のコーヒーを飲んだ場合の高血圧発症リスクを分析したところ、そのリスクは21%(95%CI:0.64-0.98)していました。
ただし、1日3杯以上の摂取の場合はリスクの優位な低下は認められませんでした。
コーヒーのメリットをタバコが打ち消してたんですね・・・。
一気に何倍も飲めばカフェインの影響で血圧は上がってしまうかもしれませんが、1日のうちに1〜3杯をゆっくり楽しむのであれば、高血圧の予防になりそうです。
新型コロナの感染拡大の心配がなくなったらタナココカフェでゆっくりとコーヒーを。
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