わさびの薬膳的効果

タナココ

わさびは独特の辛味と香りが特徴な食材ですが、一時期は栽培方法が門外不出の御法度品だったこともあります。

日本現存最古の薬物辞典「本草和名」では「山葵」と記載があり、深い「山」に自生し、わさびの葉が「葵」の葉に似ていて和名は「和佐比」、との記載があります

なぜ「わさび」になったかというと、「葵」の葉に似て、沢に生えていることから沢葵(さわあおい)と呼ばれ、これが「サワヒ」→「ワサビ」になったとの説や、鼻につーんとくる辛さを「悪(わる)・障(さわる)・響(ひびく)」と表現し、頭文字を組み合わせて「わさび」となったとする説もあり、語源ははっきりしません

平安中期ごろから香辛料として利用され始め、江戸初期に静岡県でわさびの栽培が始まったといわれています

伊豆の村人が駿府城に入城した徳川家康にわさびを献上したところ味の良さと、わさびの葉の形が徳川家康の家紋に似ていることから、栽培方法を門外不出の御法度品としたと言われています

静岡にわさび園が多いのはこのような理由があったりします

わさびは薬膳的には温性で辛苦味

胃腸を温めて食欲を増進し、消化を促す働きがあるだけではなく、気の滞りを解消し、魚の毒を解毒します

食中毒を防ぎ消化を促進させる役目を果たすため、薬味としては刺身との相性は抜群
魚は体を冷やす性質が多く、また生で食べる際には魚介毒に注意が必要なので、ぜひわさびを添えてどうぞ

ちなみにわさびの花言葉は「うれし涙」です

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