こどものコロナ後遺症

こんにちは、相模原タナココ漢方薬局・鍼灸接骨院です。

 

子どものコロナ後遺症について海外で取りまとめた報告がありました。

 

21歳未満の659,286 名から得られたデータです。

これによると味覚・嗅覚の異常、疲労・倦怠感、胸痛など大人と共通する症状が確認されていますが、脱毛、肝機能の検査値異常、発疹などは、子どもでより頻度が高かったとしています。

頭痛やめまい、知覚異常などの神経症状については差はありませんでした。

 

また、大人では記憶力の低下やいわゆるブレインフォグが報告されていますが、この点については把握されなかったとしています。しかしこれは症状が診断コードで適切に拾い上げられなかったためのようです。

 

実際にはブレインフォグを訴えるお子さんは多い印象があります。

 

また、感染後1〜6ヶ月の間に、肺炎、扁桃腺炎、気管支炎の割合が増加しており、これは、肺の症状が持続していることと、感染後に他の感染症に対する感受性が増加する可能性があるようです。

報告では急性の感染と長期の症状を引き起こすメカニズムが大人と異なるのかを明らかにするためにさらなる研究が必要としています。

 

子どもの後遺症についての相談も多いのですが、大人と同様そのメカニズムについては未だ解明されていません。また症状もその程度も一人ひとり異なります。

西洋医学的な検査・治療と合わせて、中医学的な視点やアプローチを合わせて行うと症状の軽減に役立つことがあります。

感染する前の体調を取り戻すお手伝いができればと思います。ご相談ください。

 

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