長期間ストレスに晒されると、脳が萎縮したり、認知機能が低下することが動物実験で明らかになっています。
ヒトでもストレスと脳容積についての関連を示唆する研究もあります
ストレス対策の書籍は本屋さん（ネットでも）たくさんあります。つねに新しい書籍が次から次へと出版されています。
それだけストレスに悩む人が多く、でも解消できていない現実がわかります。
さて、そんな私たちを日々苦しめるストレスですが、そんなストレスによる脳への影響を「お茶」が予防してくれるかもしれないという研究が発表されました。
お茶の健康に対する作用は今までにもたくさん報告されています。
今回はお茶の旨み成分の一つである「テアニン」がストレスから脳を守ってくれる様です。
ストレスを与えてながら育てたマウスに対して、テアニンを与えたグループと与えなかったグループを比較したところ、テアニンを与えて育てたグループの方が脳容積の減少を抑制することがわかりました。
もちろんストレスを避けるための対策は必要ですが、日々のケアとして「お茶」を取り入れるのもよいかもしれません。
漢方の処方でも「茶葉」が使われます。お茶も漢方の一種です。お茶以外にも漢方でできるストレス対策もありますので、お気軽にご相談ください。
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