タナココ
江戸時代の本草学者(現代で言う薬学者)、儒学者である「貝原益軒」は若い頃から徹底して養生に務めてきたといわれています。
江戸時代は人生50年の時代
その中で84歳まで生きた「貝原益軒」は「いささかよければ事足りぬ」と述べています
すべてに完璧であろうとすると「心の負担」になり「楽しみ」がなくなる
「禍」もここから生じる
また人に完璧を求めると足りないところが気になり「怒り」が生まれる
これも「心の負担」になる
日々の飲食、衣服、家具、住居、草木などでも完璧を求めるべきでない
「いささか(=ほどほど)」でよく、完璧を求めるべきでない
これらはすべて「気を養う」工夫である
いささか(ほどほど)を意識するのは「養生」では大切です
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