「味噌汁」の健康効果について

医者いらず、の代表食材の１つ「味噌」

日本独自の調味料として「味噌」が登場するのは平安時代ですが、当時の「味噌」は庶民の口にはなかなか入らない高級品

その後鎌倉時代に「味噌汁」が誕生し、鎌倉武士の食事の基本である「一汁三菜（主食、汁もの、おかず、香の物）」が確立され、現代まで受け継がれています

「医者に金を払うなら味噌屋に払え」とか、「味噌は朝の毒消し」とか、「味噌汁一杯三里の力」と「味噌」を讃えたフレーズはたくさんあります

味噌は薬膳的には「平性」で「甘鹹味」

その効果は…

・体を温めてくれます
・夜よく眠れるようにしてくれます
・胃腸を健康にしてくれます
・二日酔いを和らげてくれます
・血の巡りを良くしてくれます
・気持ちを穏やかにしてくれます

とたくさんあります

また、栄養学的には、味噌の主原料である大豆由来の栄養素以外にも「発酵」で作られた多くの栄養素を含みます
ひとつの食品でこれほどたくさんの栄養を含むものは他にありません

そんな味噌が生み出す料理の１つが「味噌汁」

忙しく、しんどい生活のなかで「ほっ」と一息、安らぎの時間を作ってくれる料理
加える食材よってさまざまな効果を生み出す懐の深い料理

時間がなければ、インスタントだっていいんです
日々の生活に取り入れていきましょう