黄帝内経素問・上古天真論篇第一(3)

黄帝内経、中医学、漢方<相模原 漢方 鍼灸 接骨 タナココ>

こんにちは、相模原タナココ漢方薬局・鍼灸接骨院です。

 

引き続き、黄帝内経・素問、上古天真論篇の内容についてです。前回は女性の年齢による変化の中医学的な認識について説明しました。

今回は男性の年齢による変化の中医学的な認識について見てみたいと思います。

 


男性は8歳になると、「腎気」が充実し、そのあらわれとして、髪の毛も長く伸びて、永久歯が生えてきます。

二八、つまり16歳になると腎気が充実し、生殖能力が備わってきます。腎に精気が満ち溢れ、射精することが出来るようになり、子どもをつくることができるようになります。

三八、つまり24歳になると腎気が全身をくまなくめぐるようになり、筋骨が充実し、親知らずも生え、歯が完全に生え揃うようになります。

四八、つまり32歳になると筋骨は隆盛となり、肌肉も充実して肉体的に最も盛んな時期を迎えます。

五八、つまり40歳になると次第に腎気が衰えてきます。髪の毛が薄くなり、同時に歯も悪くなってきます。

六八、つまり48歳になると上部の陽気が衰え、十分に頭部を栄養できなくなるので、顔にはシワができて、髪の毛やもみあげには白髪が混じるようになってきます。

七八、つまり56歳になると肝気が衰え、肝のあらわれである筋の柔軟性が低下し、生殖能力も低下し、腎に蓄えている精も少なくなり、腎の臓そのものも弱くなり、結局、からだ全体が衰えてきます。

八八、つまり64歳になると腎のあらわれである歯も髪も抜け落ちてしまいます。「腎」という臓は、体液を司っている器官で、他の五臓六腑の活動の源である精を蓄えており、必要に応じて取り出すのですが、五臓の働きが盛んな時はその精気を全身に巡らせすべての器官の働きを支えていますが、今、五臓の働きが衰弱しているので、筋も骨も衰え、生殖能力も尽きてしまいます。それゆえ、髪は白くなり、体は不自由となり、歩くのもままならず、このような状態では、とうてい子どもを得ることは叶いません。


<原文>

丈夫八岁,肾气实,发长齿更。

二八,肾气盛,天癸至,精气溢泻,阴阳和,故能有子。

三八,肾气平均,筋骨劲强,故真牙生而长极。

四八,筋骨隆盛,肌肉满壮。

五八,肾气衰,发堕齿槁。

六八,阳气衰竭于上,面焦,发鬓颁白。

七八,肝气衰,筋不能动,天癸竭,精少,肾脏衰,形体皆极。

八八,则齿发去。

肾者主水,受五脏六腑之精而藏之,故五脏盛,乃能泻。

今五脏皆衰,筋骨解堕,天癸尽矣,故发鬓白,身体重,行步不正,而无子耳。


 

男性の成長による変化はこのように言われています。

次回は「高齢であっても子を得ることがあるがそれはなぜか?」という問いに対して、中医学的な認識について見てみたいと思います。

 

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