重症化の要因

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こんにちは、相模原タナココ漢方薬局・鍼灸接骨院です。

 

新型コロナウイルス感染症で問題になるのは「重症化」です。

基礎疾患がある方は重症化しやすいということは分かっていますが、そうでない方の重症化例もあることから、なぜ重症化するのかについての詳細は分かっていません。

 

考えられる原因の1つとして、遺伝的な影響があります。

遺伝的にほとんど同じ一卵性双生児であれば遺伝的な影響の有無について参考になりますが、双子で、同じような健康状態で、同じ環境で、同時に新型コロナウイルスに感染する状況があれば・・・ですが、そのような都合の良い話なんて・・・ありました!

 

60歳の双子のCOVID-19の経過についての報告です。

 

発熱と鼻づまりから始まる症状に続き、倦怠感、呼吸困難、乾いた咳がみられました。
そして10日後に入院となりました。

鼻咽頭スワブでPCR陽性が確認されました。

どちらにも、慢性疾患や心血管系のリスクはなく、また長期の治療歴などもありませんでした。

同じ場所に住み、同じ仕事をしていたとのことですので、生活環境に違いもありません。

検査では二人とも軽度の間質性肺炎が見られ、酸素投与、パラセタモール、ヒドロキシクロロキン、ダルナビル/コビシスタット、エノキサパリンで治療を受けました。

同様の症状と、同様の早期治療でしたが、その経過は異なりました。

 

一人は最初の2週間で、合併症もなく回復し退院しましたが、もう一人は症状は悪化し、集中治療室での治療が必要となりました。

 

COVID-19が人々に与える影響の違いについて考える際に、遺伝的要因がしばしば取り上げられます。

ACE2受容体の感受性やTMPRSS2の発現量、ABO式血液型の違いなども話題に上がることもありました。

 

しかし、今回の報告では、遺伝子的な背景や、生活環境や健康状態がほぼ同一と考えられ、初期の症状や治療も同じあるにもかかわらず、一方は悪化せずに回復し、一方は重症化してしまいました。

 

どのような要因で違いが出たのかこの報告だけではわかりませんが、もしかしたら、感染状況が異なったのかもしれませんし、初期曝露量が違ったのかもしれません。可能性は低いですが、ウイルスの株が異なったのかもしれません。

 

今回の報告ではウイルスについての詳細な情報はありませんのでなんとも言えませんが、ここまでの状況から推測すると、おそらく遺伝的な要因は重症化の大きな要因ではなく、なにかまだ未知のメカニズムがありそうです。

 

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