タナココ梅干しの消費量が減少傾向です・・・
江戸時代の本草学者である小野蘭山によって書かれた《飲膳摘要(いんぜんてきよう)》という本に書かれている「梅干しの七徳」
1 毒消しに功あり
うどん屋は必ず梅干を添えて出す
2 防腐に功あり
夏は飯櫃《めしびつ》に梅干一個を入れておけば腐らず
3 病気を避けるに功あり
旅館では必ず朝食に梅干を添えるを常とす
4 その味かえず
5 息づかいに功あり
走る際、梅干し口に含めば息切れせず
6 頭痛を医するに功あり
婦人頭痛するごとに、こめかみに貼るを常とす
7 梅干しよりなる梅酢は流行病に功あり
清少納言が《枕草子》に「老人が梅干しを食べて酸っぱそうにしている顔が嫌だ」と書くくらい「酸っぱい」梅干しですが「梅干しの七徳」は長い間の経験から生まれたもので「梅干し」は生活の中で貴重な効用を持っていたことがわかります
また、日本最古の医学書「医心方(いしんほう)」にも「梅干し」の薬効が記されています
一方、1世帯あたりの「梅干し」に対する年間支出額は平成11年のピークから減少傾向が続いています。若者が好まなくなったことが原因と見られていて、「酸っぱいのは苦手」というのがその理由のようです
酸っぱいけど、健康に役立つ食材です
ぜひ取り入れていきましょう

