卵巣低反応時の選択

こんにちは、相模原タナココ漢方薬局・鍼灸接骨院です。

 

卵巣刺激がなかなかうまくいかない時は「刺激法」を見直してみても良いかもしれません。

通常卵巣刺激は一人ひとりにあわせて調整する必要がありますが、近年は卵巣刺激にアンタゴニスト法が選択されることが増えてきました。

しかし、しばしばアンタゴニスト法でうまくいかないケースに遭遇することがあります。

 

今回紹介するのは卵巣低反応のケースではロング法による累積出産率がアンタゴニスト法よりもよかったとする報告です。

2016〜19年、18,853名(16,827名はロング法、2026名はアンタゴニスト法)で調節卵巣刺激を行ったところ、卵巣低反応患者ではロング法による累積出産率がアンタゴニスト法より高くなりました。

一方、卵巣正常反応患者については差はありませんでした。

 

ロング法は長年使用されてきた刺激法ですが、GnRHアゴニスト、FSH/hMG、hCGの使い方が難しくもあります。

 

卵巣低反応で採卵がうまくいかないという場合は、ロング法に習熟した病院・クリニックでの治療も考慮しても良いかもしれません。また漢方・鍼灸を加えると体の調子を整えて、妊娠しやすい体への土台づくりもできますので組み合わせると効果的です。

 

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