コロナとオゾン消毒

こんにちは、相模原 タナココ漢方薬局・鍼灸接骨院です。


一人ひとり時間をかけて、いろいろお話しをお伺いするので、体調以外にもお話の内容が広がることがよくあります。ここ数ヶ月はやはりコロナの話題がほとんどです。

コロナ関連の話題でも最近では次亜塩素酸水の空間消毒の話題になることが多かったのですが、ここにきて今度は「オゾン」がやってきました。

 

 

奈良県立医科大学が

(世界初)オゾンによる新型コロナウイルス不活化を確認
(世界初)オゾンによる新型コロナウイルス不活化の条件を明らかにした。

発表しました。

 

また、これに関係しているクオールHDの株価が急騰しました。というのも、新型コロナウイルス感染者が滞在した部屋を消毒するオゾン発生器を医療機関向けに発売したと報じられたためです。

感染者の使用した病室の環境消毒はとても大変です。この装置を負担軽減に使用できるのなら嬉しいことです。

待ち望まれていたものの一つです。

 

業務用以外に家庭用のオゾン発生装置があります。コロナ関連で話題になることも多いこの装置ですが、実際にコロナウイルスに対して、環境消毒に使用できるものでしょうか。

 

消毒に使用するためには、安全性が大切です。オゾンの環境中の許容濃度についてみてます。


日本産業衛生学会許容濃度等の勧告(2019年版)によると、オゾンの許容濃度は0.1ppmとなっております。

オゾン許容濃度

 

 

さて、奈良県立医科大学の実験条件を見てみますと、

1.CT値330(オゾン濃度6ppmで55分曝露)では、1/1,000~1/10,000まで不活化。
2.CT値 60(オゾン濃度1ppmで60分曝露)では、1/10~1/100まで不活化。

今回の研究では、オゾンにより最大1/10,000まで不活化することを確認しました。
これは、オゾンの実用的な条件下で、新型コロナウイルスを不活化できることを示しています。


とあります。

許容濃度は0.1ppm、コロナの不活化に必要なのは6ppm。

 

だいぶ差があります。

 

オゾンの人への影響についてみてみると、

オゾンの人体への影響

オゾンの基礎知識(エコデザイン株式会社)

となっています。

 

コロナウイルスを不活性化するための濃度では人は作業はできませんね・・・。

ということは、オゾンでコロナを不活化(消毒)する際は、無人環境下での使用に限られるわけです。

 

ニュースだけではわかりませんね・・・。

 

実際に家庭用のオゾン発生装置を有人環境下で使用した時のトラブルとして、事故情報データベース検索(消費者庁・独立行政法人国民生活センター連携事業)で「オゾン」と検索すると、いろいろと報告があります。

 

オゾン発生装置が売れているようですが、使い方を謝ると重大な事故を引き起こす可能性があります。また過去には許容濃度以上になる装置もあったとする報告があります。

 

同じ空間内でウイルスに対する効果と人の安全性を両立させているかのような表現をしている製品については注意した方が良さそうです。

 

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