家事とメンタルヘルスの関係

こんにちは、相模原タナココ漢方薬局・鍼灸接骨院です。


家事など生活に占める「無給」の労働は多くの人にとって日常の一部ではありますが、男性より女性の方が携わる時間が多い傾向にあります。

「有給」の労働が私たちのメンタルに与える影響を調べた研究はありますが、「無給」の労働がメンタルに与える影響について調べた研究は多くありません。


家事や育児、介護などの「無給」の労働が私たちのメンタルに与える影響を調べた研究があります。

2002〜2020年の期間、25~64歳(平均年齢44歳、女性の割合52%)の21,014名についての調査です。

 

その結果、女性は男性よりもメンタルヘルスに関係する平均スコア(MHI-5)が低く、また、女性は男性よりも「無給」の労働時間が16時間/週長いことがわかりました。【 MHI-5(5-item Mental Health scale):0-100の尺度で表され、スコアが低いとメンタルヘルスが悪いことを示す 】

 

また「無給」の労働のほとんどが家事と育児で占められ、これらに女性は男性の2倍の時間を費やしていることがわかりました。このうち「家事」の時間が増えると男女共にメンタルヘルスが悪化することが示されました。

そして男性より女性の方が労働力ではない割合が2倍多かったにも関わらず、有給労働と無給労働に費やされた合計時間は、男性よりも女性の方が2.5時間/週長いこともわかりました。

報告では「無給」の労働という括りとメンタルヘルスの関連は見られなかったとしていますが、「無給」の労働を構成する様々な領域ごとに見てみるとその影響は異なりました。

 

食べ物は準備しないと食べられませんし、家は住み続けるためには掃除する必要があります。そのために「無給」の労働は必要です。そして家族にはケアが必要です。

今回の研究は、「無給」の労働を男性と女性の間で平等に共有することで、メリットとデメリットを分配する必要性を指摘するだけでなく、メンタルヘルスへの負の影響を与える「無給」労働の領域が明らかになりました。

 

ストレスの大きいことは家族で上手に分担していくことがメンタルケアには重要のようです。

 


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