コロナ後遺症とワクチン接種

こんにちは、相模原タナココ漢方薬局・鍼灸接骨院です。

 

コロナ対策の漢方について、感染が拡大するにつれて問い合わせがとても増えています。

その中で、「ワクチンを途中で打つのをやめてしまったのですが大丈夫でしょうか」という内容の問い合わせも多くあります。

 

「大丈夫」が意味するものが何かで変わってきますが、「デルタ株」で「ワクチン未接種」の状況よりは「大丈夫」ですが、それでもオミクロンの亜系統「BA.5」の置き換わりが進んでいる現状況を考えると、ワクチン接種回数が1〜2回では、やはり心配ですし、後遺症の発症リスクもあり心配です。

 

ワクチン接種回数によるコロナ後遺症(=long COVID)の発症率を調べた報告があります。

 

この報告は入院を必要としないコロナ感染後の後遺症についての調査で、その報告中に「ワクチンの接種回数」ごとの後遺症の発症率についての報告もありました。

医療従事者での調査ですが、ワクチンの接種回数別に見てみると後遺症の発症率は

未接種  41.8%
1回接種 30.0%
2回接種 17.4%
3回接種 16.0%

でした。

 

また、後遺症の発症率を時期で分けると

・第1波(野生型): 48%
・第2波(アルファ): 36%
・第3波(デルタ&オミクロン): 16%

でした。

 

デルタ株よりオミクロン株の方が後遺症になる率が少ないとする報告もありますし、1回目と2回目は2021年1月〜2月に、ブースター接種は2021年11月〜12月に行われているため、報告の解釈には注意が必要ですが、対象となる方は今からでもワクチン接種を検討してみても良いかもしれません。

 

4回目の接種については、対象以外の方はあわてなくても良いかもしれませんが、第7波も大きくなっており、医療従事者の中でも医療体制を維持するためには必要と考え、接種を希望する方は増えています。

ワクチン接種については、様々な情報が飛び交っておりますが、信頼の置ける情報源から情報を得て、判断していただければと思います。

コロナ対策の漢方については問い合わせが多いのですが、できるだけ対応しておりますので気になる方はお問い合わせください。

 

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